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当院の胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査について

当院の胃カメラ検査について

 胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査は、咽頭・喉頭・食道・胃・十二指腸のがんや潰瘍などの早期発見と早期治療を主たる目的としています。消化管粘膜を直接観察し、異常が疑われれば、直接患部を少しだけ採って(生検)組織検査をすることができるので、バリウムを飲むレントゲン検査(胃透視)より有用です。ヘリコバクター・ピロリ菌の有無を、胃粘膜から直接検査することも可能です。
 当院では、少しでも楽に、安心して胃カメラ検査を受けていただけるように、従来のように口から挿入するのではなく、鼻の中を軽く麻酔した後、細径の内視鏡を鼻から挿入します。鼻腔挿入困難な場合や、ご希望により、口からの挿入に変更も可能です。
 当院では、富士フイルム社製の高精細で色調画像処理ができる最新のレーザー光源システム(レザリオ)を2016(平成28)年8月より導入、小さな粘膜病変の早期発見に威力を発揮しております。
 原則、予約制ですが、朝食抜きで受診の場合、予約なしでも検査できることがあります。

苦痛、吐き気の少ない胃カメラ検査は、鼻から(経鼻)です。

苦痛、吐き気の少ない胃カメラ検査です。

えっ?、鼻から挿入?、痛いのでは?と思われるかもしれませんが、実は鼻のほうが苦痛なく挿入できるのです。 当院の胃カメラは、内視鏡の径が細く、吐き気の起こりにくい「経鼻胃カメラ検査」を採用しております。

従来の口から入れる胃カメラに比べ、挿入に際して咽頭反射(いんとうはんしゃ-舌の奥を押される感覚により、「オエッ」となりそうになる事)がほとんど起こりません。

鼻から挿入する経路は、内視鏡の管が舌の根元に触れることが無いので、ほとんど吐き気をもよおすこと無く検査を受ける事が可能です。

ご存知ですか? 胃カメラの先端の太さについて

ご存知ですか? 胃カメラの先端の太さについて

一般の経口胃カメラの直径は、約10mmの太さですが、
経鼻胃カメラは、鼻にスムーズに挿入できる、5.8mmの細さです。

鉛筆の太さくらいで、ほとんどの方が違和感なく検査できております。

経鼻胃カメラ検査の流れ

1 問診

問診

 前日の食事をとった時間、胃腸の調子、過去の胃がん検診の経歴、鼻炎などの持病がないか、「麻酔や薬などにアレルギーはないか?」、現在の定期内服薬の有無、とくに、ワーファリン、プラザキサ、エリキュース、アスピリン、パナルジン(チクロピジン)、プラビックス(クロピドグレル)などの、「血液をサラサラにする薬を飲んでいますか?」などお聞きします。
 安全に検査を行うためには、事前のチェックが重要です。
 検査の必要性と副作用・偶発症の説明が書かれた書類に同意のサインして、スタートです。

2 前処置

前処置

 スムーズな挿入ができるよう、鼻の痛みやむくみをとるための前処置を行います。
 ①胃内のアワを消す液を飲み、②左右とも鼻腔に血管収縮剤をスプレーし、③左右の鼻腔に麻酔ゼリーを注入、軽く局所麻酔を行います。
 もともと鼻タケがあったり、鼻炎がちで鼻の中が狭いことが分かっている方には、カメラを挿入しやすくするため、麻酔薬を塗った細くて柔らかいチューブを、比較的通しやすいほうの鼻に挿入し、しばらくお待ちいただくことがあります。

3 挿入

挿入

 内視鏡に潤滑ゼリーをぬり、右鼻からゆっくり入れます。右鼻が通りにくい場合は左鼻挿入にきりかえます。違和感はあるかもしれませんが、ほとんど痛みを感じることなく挿入されます。
 鼻の中がむくんでいたり、曲がっていたりして狭く、両鼻とも挿入困難な場合は、無理に鼻からの挿入にこだわりません。同意により、口からの挿入に変更します。喉にキシロカインスプレーの麻酔を2-3回ふりかけ、マウスピースをくわえていただき、キシロカイン麻酔ゼリーを塗った経鼻用カメラを経口挿入します。

4 観察

観察

 挿入中にモニター画面を見ながら、ご自分の目でその様子をリアルタイムに観察できますし、医師と会話もできます。(口からの挿入に変更された場合は、検査中の会話は困難です。)
 病変がみつかれば、生検(粘膜を1mm程度とります)し、顕微鏡でみる病理検査への提出や、ピロリ菌の有無の検査ができます。
 (カメラの管を鼻から抜くときに、鼻の中のこすれぐあいにより、まれに血がにじむことがあります。一時的に鼻血がでたり唾液に血がまじることがありますが、通常、すぐに自然に止まりますので心配ありません。状況により、検査直後に止血剤の点鼻をすることがあります。)

5 検査後

検査後

 検査後に、記録した画像写真を電子カルテ画面で見ながら医師が詳しく説明します。
 ご希望や必要性に応じ、画像カラー写真のコピーを無料で差し上げます。
 ピロリ菌の生検検査を行った場合、検体の反応に40~50分かかりますのでお待ちいただき、感染の有無を当日判定、説明します。必要性に応じて、ピロリ菌除菌治療の内服薬の処方をいたします。
 食事は麻酔がとれてから(30分以内)、食べられるようになります。

経鼻胃カメラ検査について、さらなる詳細は…

経鼻胃カメラ検査の詳しい詳細は…

http://www.hanakara.jp/
鼻から入れる胃の胃カメラ検査 富士フィルムさんHPをご覧ください。



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